ラジオ波熱凝固療法とは

ラジオ波熱凝固療法のメリット

乳がんで乳房温存手術と言っても体にメスが入ります。
体にメスが入り乳腺を切除しますので、傷が付きます。
しかしメスをまったく使わず、傷が残らない、最新の乳がん治療法があります。

それが「ラジオ波熱凝固療法」です。
ラジオ波熱凝固療法は皮膚に針を通して乳房のしこりまで進めていきます。
がんのしこりに到着して針を刺します。
指した針からはラジオ波(300kHz~3MHzの高周波電波)を出します。
そのラジオ波が、がんを熱凝固させ焼いて溶かしてしまうのです。

ラジオ波熱凝固療法は、メスを全く使わないので傷が残りません。
体への負担もかなり軽いようです。
痛みも少なく入院をする必要もありません。
術後にすぐに元通りの生活をすることが出来ます。

ラジオ波熱凝固療法のデメリット

ラジオ波熱凝固療法はメリットばかりの治療法でしょうか。
いいえラジオ波熱凝固療法にはデメリットもあります。
ラジオ波熱凝固療法は健康保険が使えません。
費用が数十万円もかかってしまうのです。

またこの治療法はまだ新しい治療法ですので、
患者さんの長期的な効果や安全性に関するデータが不足している実態があります。
すでに肝臓がんに対しては標準的な治療として使われているのですが、
乳がんに対する治療法としてはいまだ研究段階と言っていいでしょう。

日本でラジオ波熱凝固療法を行いたいと思えば、どこの医療機関でもしてくれるわけではありません。
日本では約10の施設のみで導入されています。
研究的に治療を行いながらラジオ波熱凝固療法を行っているのです。