乳がん術後の乳房再建

乳房再建手術をする時期

乳がんと診断され乳がん温存手術が出来ない場合、乳房切除手術を行ないます。
乳房切除手術を行った後、希望すれば乳房再建を行なう事が出来ます。
乳房再建は患者さんの意思によって行われます。
担当の医師が希望するからではなく、あくまでも患者さんが希望するかどうかです。
患者さんが自由に決めればいいのです。

乳房再建を行ったところで乳がんの再発率が高くなったり、転移率が高くなることはありません。
乳房再建は、乳がんの手術の時に同時に行なう事が出来ます。
また乳がんの手術後、1年から2年ほど経過してから行う場合と、二通りがあるようです。

同時に手術を行えば入院も一回で済みますし、経済的な負担も軽くて済みます。
ただし手術後に乳房再建をしたほうが仕上がりが綺麗にいくと言われているようです。
日本では、後者のほうが一般的のようです。

乳房再建手術の方法

乳房再建では自分の筋肉と脂肪を使う場合と、
人工の生理食塩水パックやシリコンパックを使う方法があります。
乳房再建のあと、数ヶ月すると乳頭や乳輪形成の手術を受けます。
乳房の位置や形が安定するまで待ってから手術するのです。

もう片方の乳輪や乳頭に出来るだけ近づけるようにして、手術がされていきます。
今まで乳房再建は、保険が適用されませんでした。
美容的な意味あいが強いとされていたので贅沢な手術だと考えられていたのです。
しかし2006年からは保健の改訂で、
乳房切除手術の後の乳房再建に保険の適用が認められるようになりました。